天然サクラマスへのこだわり

令和の世となり、私が庄右衛門元祖関野屋の店主となってから早36年。
この間様々な紆余曲折があり、それでも変わらなかったもの、
それが「天然サクラマスへのこだわり」です。

鱒乃寿しとは神通川で獲れたサクラマスを基にしたレシピによって作られております。
味付け、締め、押し、全てが天然サクラマスを最も美味しく味わえる為のものであり、
他の魚では伝統の風味を出すことは不可能です。
サクラマスのページでも述べさせていただいたように、サクラマスには特有の薫りがあり、
その身の味わいは繊細かつ大胆です。また脂は決してしつこくなく、さらりと溶ける脂には濃厚な旨味が感じられます。
サケマス科の中でも最も優れた食味とされるサクラマスを味わうには元祖関野屋の鱒乃寿しをおいて他にはない、と自負致しております。
日々の仕事の中で向き合うのは、鱒乃寿しの向こうに見えるお客様の「美味しい」という笑顔です。

 

経営者として

元祖関野屋の最高責任者として私のやるべきことは「財を成す」ことではなく、「世の流れに沿う」ことでもなく、
最高の価値を創り続ける事と信じ、お客様のお引き立てによりここまでやってこれました。
利益ではなく、他には真似のできない珠玉の逸品を造り続けること。
これが私の経営理念でございます。
 

7代目への言葉

「感謝」の気持ちを大切に。
ご購入いただいたお客様に心を込めた「ありがとうございます」をお伝えすること。
この仕事を通じて自分の中に在るものを磨き続けること。
伝統とは守るものではなく日々作られていくものであり、
お客様によって磨かれるものということを忘れずに。
「ありがとうございます」という感謝の気持ちを感じること、
「ありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えること、
それが伝統を創っていく唯一の方法であるということ。